膝関節

まずは膝関節の現状チェック
膝関節の柔軟性チェックをして、どのようなストレッチが必要かテスト。。

膝周辺をやさしく押してみましょう
膝には多くの靭帯が集まっています。膝のチェックの一つが、この靭帯の癒着がないかどうかを調べることです。癒着があることで違和感や痛みを生じます。
膝をよく動かさなかったり、酷使したり、関係する筋肉の柔軟性が失われていることで発生しやすくなります。
膝の上、下、外、中のいずれかに違和感や鈍い痛みがありますか?

膝のお皿(赤丸)周辺の柔らかい部分を優しく押したり揉んだりしてみましょう

膝のお皿を動かしてみましょう
膝の可動域チェックはお皿を動かすことでも分かります。お皿を下、上、内側に動かしてみましょう。
椅子に浅く腰掛け、片足を伸ばします。つま先も床の方へ倒してください。
膝の力を抜いてリラックス状態を作ります。膝周辺にいっさいの力が入っていないことを確認してください。
お皿の可動域は上下に1cm程度、内側に5mm程度です。

膝をよく脱力して行います
 

膝関節をまたぐ5つの筋肉とは
どの部位に関係する筋肉か理解することが重要です。上、下、内、外のどこに問題があるかをチェックします。

膝のお皿周辺には独立した筋肉はありません。多くの靭帯や腱がお皿の下に縦横斜めに走っているのですが、靭帯や腱はストレッチできるものではありません。それらとつながっている筋肉をチェックし、膝周辺の柔軟性と動きを引き出しましょう。

膝周辺に関係する主な筋肉は以下の通りです。いずれも膝をまたいで走っている、膝の動きに重要な筋肉です。
■大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
以下の4つの筋肉の総称です。
・大腿直筋(だいたいちょっきん) ・中間広筋(ちゅうかんこうきん) ・外側広筋(がいそくこうきん) ・内側広筋(ないそくこうきん)
股関節から太ももの前を走り膝下までつながる大きな筋肉です。膝の前側をとおり、膝を伸ばす動きに関わる筋肉(伸筋)です。膝の上や下に違和感がある場合はこの筋肉の柔軟性を高めます。ジャンパーひざやオスグッド・シュラッター症候群といわれる傷害に直接関わる筋肉群です。

大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)
腰の外から膝の外側に走る筋肉です。股関節の安定性に関わっています。歩行や走る際にまっすぐまえに足が出るようにするために重要な筋肉です。膝の外に痛みや違和感がある場合はこの筋肉が関係していると考えます。

ハムストリングス
太ももの裏から膝の裏側を通って膝下に走る筋肉群です。次の3つの筋肉から構成されています。・大腿二頭筋(だいたいにとうきん)半膜様筋(はんまくようきん)、半腱様筋(はんけんようきん)。
膝の裏側に違和感を感じる場合は、ハムストリングスの硬直を考えます。膝を曲げる動きに関わる筋肉です(屈筋)。

腓腹筋(ひふくきん)

膝下から膝裏に走っているのが腓腹筋です。ふくらはぎの大きな筋肉で、上膝から膝裏をまたいでアキレス腱となりながらかかと下まで走っています。足関節や膝関節の屈曲に関係。膝の裏側の違和感はこの腓腹筋が関係している場合もあります。

縫工筋(ほうこうきん)
骨盤前部に起点を発し、腿の内側を通り膝の内側から膝下まで走る長い筋肉です。一つの筋肉としては人体中もっとも長い筋です。股関節、膝関節の屈曲に関っており、膝の内側に違和感がある場合は、この筋肉をストレッチします。

※その他、膝をまたぐ筋肉には、薄筋(はっきん)、足底筋(そくていきん)、膝窩筋(しっかきん)などがあります。

膝に直結する筋肉は、股関節に関係していることが多い。ストレッチの効果を高めるためにまずは股関節回しを行って股関節の柔軟性も向上させましょう。

筋肉は使いすぎでも使わなさすぎでも、また使い方がアンバランスでもコリや痛みを発生させます。またアンバランスな使い方は、動作時や静止時のあらゆる姿勢悪化につながります。膝の痛みや違和感がある方は、日常やスポーツ時の姿勢にも注意をしてみてください。