側湾の方の治療を行いました。
側湾の方は骨が右方向または、左方向にカーブになり、背骨が曲がっている症状です。
脊椎側湾症が進行していくと、
心理的なストレスの原因にもなりますし、腰痛や背部の痛みもでてきます。
もし進行すると、呼吸機能に障害を起こし息苦しさ・肺活量の低下なども起こっ
てしまいます。
また側弯することで、脊髄や脊椎の間から出ている神経を圧迫してしまうと、
痺れやマヒなどの神経障害を起こしてしまうこともあります。
側湾症の治療は、薬やコルセットを巻いたり、運動をしたりが効果的です。
側湾になっていると右と左の筋肉の長さが背骨を中心と考えてみると大きく差が出てきます。
一方は縮み、一方は伸ばされる。
その状態が常に長時間日常生活で起こっているのだから、カラダの不調は出てくるはずです。
からだのバランスを整えることが重要ですが骨ごと曲がっていると骨までは成長
期でない限り手術しかありません。
今回は痛みの出ている筋肉に直接アプローチし、強張り筋を緩ませ、できるだけ
姿勢を気をつける曲がっているからしょうがないでは治療ではありません。
患者さんの日常生活の事もフォローすることがいい治療だと思います。
鍼灸をして体の筋肉が緩めば側湾症自体の改善は難しいかもしれませんが、
内臓の調整や、筋・骨格系の調整をすることで側湾症でも痛みや痺れなどの症状
は改善されます。鍼灸治療お問い合わせお待ちしています。