春になると、自然(花や木)が目ざめ、人間も活動的となる春を迎えます。
それなのに、ねむい、カラダがだるいと体調不良を訴える人が増える季節。
女性で多い悩みは足のだるさ。重だる足。
その足のだるさの原因はむくみ。
むくみとは血管の外の細胞の間に余分な水分がたまった状態のこと。
一年の中でも春は高気圧と低気圧がくり返し訪れ、
気温差も激しいためストレスに弱い自律神経が乱れ、
血のめぐりがとどこおり余分な水分がカラダの中にたまることでむくみはおこるのです。
東洋医学でだるさの原因となるむくみ。。
カラダをめぐる気・血・水の水のめぐりがとどこおった状態と考えられます
。
水は本来ならば、
高いところから低いところへ流れるもの。
カラダでも同じように心臓から押し出された血液が上から下へ流れていきます。
カラダの機能が正常であれば下から上へ押し上げる力もきちんと働くと、血液は全身をスムーズにめぐります。
この上へ押し上げる力が低下すると、下半身、中でも足に水がとどこおりむくみとなって、だるさを引きおこします。
東洋医学において水のめぐりをコントロールしているのは「脾」と「腎」の働きです。
食べものから栄養と水分を吸収する「脾」の働きは湿気に弱く、雨で湿度が高くなると、
カラダをめぐる水の流れにとどこおりがおきます。
それがむくみの原因となります。
「腎」の働きは水分排出によって血圧をコントロールしていますが、春の気圧の変化を受けて機能低下がおこりやすいのです。
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