手を洗いすぎてはいけない 超清潔志向が人類を滅ぼす 著者 藤田紘一郎最近やっと読み終えた本です。
1万年の歴史ある私たち人間は文明が発展している現在でも私たちの細胞そのものは変わらない。
免疫力の強化に働く細菌、微生物。私たちは目に見えてない微生物を汚い、気もち悪い・・
敵視するようになっています。
なぜ目に見えない微生物をそのような敵視をしてしまっているのか。
それはテレビのコマーシャル。ではないでしょうか。
商品を売りたい人たちの戦略にまんまとひっかかっているんです。
除菌
殺菌
滅菌
この虫にはこの殺虫剤。
あらゆる商品が出回っています。
目的は上記のような除菌、殺菌、滅菌
でも私たちよりはるか昔から生きている微生物、細菌、ウイルス
それら生き物たちは私たちとうまく共存していることで、人間の免疫力や自然治癒力も守られています。
一緒に共存しているから体も強くなるのです。それを殺菌、滅菌。
人間は都合がいい動物です。
手を洗いすぎてはいけないの著者の藤田さんは本の中で手を石鹸をつけ、ごしごし洗うほど、汚いと。流水で10秒洗い流すだけで充分だと書いています。
つまり石鹸をつけて洗うことで皮膚にいる常在菌まで洗い流しているのです。
衝撃ですよね。皆さんも手をしっかり洗っていますよね。
それが、汚いとは。
びっくりです。
でも、私は最近自分が皮膚が弱いこと、アレルギー体質があること、
手を流水だけという心がけをもって実践しています。
しかし、結局情けなく感じているのが、常日頃の習慣です。
ハンドソープを手洗い場に置いていますが、気づいたらもうハンドソープをつけて手を洗っています。
ハンドソープを使わないようにする方が結構頭を使わないといけないのです。
人間の頭っていかに効率がいいようするかを学習するようになっているのです。
だからいつも手洗い場で少し考えて水洗いをしています。
水道水には塩素がたっぷり入っているから流水で大丈夫なのです。
でも企業の戦略にそのまま疑いもなく買わされ、結果的に自然治癒力、免疫力に影響するものに不信感もなく使っていた事。テレビの影響力はすごいです。
黙れてはいけません。
手洗いうがいをしない方が、風邪をひかないかもしれません。
今から冬を乗り切るために実践。皆さんもしてみませんか。